バドミントン
競技紹介
- ラケットを使ってネット越しにシャトルを打ち合い、得点を競う競技
- 1ゲーム21点先取の3ゲームマッチで、2ゲーム先取したほうが勝利
- 20対20になったときは、2点差がつくまで試合が続行されるが、最大30点目を得点したほうが勝利
きこえない中での特徴
バドミントンでは、きこえる人はシャトルの打球音、パートナーの掛け声などの音を頼りに状況判断しながらプレーを行います。一方、デフアスリートは、すべての判断を目に頼らざるを得ません。そのため、最初の1歩がどうしても遅れがちになってしまいます。
こうした障壁を乗り越えるために、ダブルスではパートナーの特徴やプレースタイルを深く理解します。そして、パートナーと十分なコミュニケーションを図りながら戦術を共有し、ダブルスのローテーションなどを確立させていく必要があります。スムーズなローテーションを行うため、きこえる人と比べて、連携確認に倍以上の時間を費やしています。
きこえないという障壁はありますが、練習を重ねに重ねてダブルスのパートナーとの絆を深めることで、きこえる人と遜色ないプレーを見せることができたときは大きな喜びを感じます。
種目
第24回夏季デフリンピック競技大会(2022年、カシアス・ド・スル)
- シングルス(男子・女子)
- ダブルス(男子・女子・混合)
- 団体(混合)