バドミントン
競技紹介
ラケットを使ってネット越しにシャトルを打ち合い、得点を競う競技
基本ルール
- 1ゲーム21点先取の3ゲームマッチで、2ゲーム先取したほうが勝利
- 20対20になったときは、2点差がつくまで試合が続行されるが、最大30点目を得点したほうが勝利
デフスポーツならではの見どころ
音のないコートに響く "信頼" と "直感"
バドミントンでは、きこえる選手はシャトルの打球音やパートナーの掛け声などの「音」を頼りに、状況を判断しながらプレーします。一方、デフバドミントンアスリートは視覚だけを頼りに判断しなければならず、最初の一歩がどうしても遅れがちになります。こうした " 聞こえない" という障壁を乗り越えるために、鋭い観察力や瞬時の判断力を磨き、さらにダブルスのパートナーとの絆・連携を深めながら練習を重ね、きこえる選手と遜色ないプレーができたときには、言葉にならないほどの大きな喜びを感じるのです。
音に頼れないからこそ、鋭い観察力と瞬時の判断力
シャトルの動きや相手のフォーム、わずかなタイミングのズレを読み取り、視覚と直感を研ぎ澄ませて、長いラリーを展開していきます。
ダブルスは "信頼" で繋がる
パートナーとの意思疎通を重ね、戦術の共有やローテーションを確立していきます。連携の確認には、きこえる選手よりも倍以上の時間をかけますが、息がピッタリ合った瞬間は、「練習の積み重ね」と「強い絆・信頼関係」の証!
ダブルスのプレーの奥深さが、そこに現れます。
種目
第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025
- シングルス(男子・女子)
- ダブルス(男子・女子・混合)
- 団体(混合)