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空手

空手の選手の写真

競技紹介

沖縄を発祥とする武術・格闘技である競技

仮想の敵に対する攻撃技と防御技を一連の流れとして組み合わせた演武

組手

コートの中で、2人の選手が1対1で戦う

基本ルール

立ち位置や技の完成度、スピードやキレなどを重視し、姿勢の美しさも含めて判定が行われる

組手

突き・受け・蹴りの技を使い、試合時間の間でポイントを取り合う

デフスポーツならではの見どころ

形の開始時、選手はこれから演武する形の名前を申告します。
申告方法には、「声に出して申告」「手話による申告」「無申告」の3つの選択肢があり、選手自身が選ぶことができます。
中でも、「手話による申告」はデフスポーツならではの見どころのひとつです。
手話で形名を力強く伝えるその姿は、競技の始まりにふさわしい、印象的な瞬間となります。

組手

技が決まった時点で、審判員は「やめ」と合図を出して試合を止めますが、きこえない選手は審判の声がきこえず、相手への攻撃を続けてしまうことがあります。
そこで、ライトを使って視覚的に審判員の合図を知らせます。

また、試合残り15秒をブザー等で知らせますが、ここでもライトを使います。
主審が「勝負始め」の合図を声で出しますが、きこえない選手にも伝わるように、視覚的なサインでタイミングを知らせます。
これは、すべての選手が公平な条件で競技を始められるようにするための配慮です。

通常コーチは選手と同じ側(平行な位置)に座るのが一般的です。デフリンピックでは、選手とコーチが視線を合わせやすいように、対角線上の位置に配置します。これは、手話や視覚的なサインによるコミュニケーションを円滑に行うための配慮です。

第24回夏季デフリンピック競技大会(2022年、カシアス・ド・スル)での様子

種目

第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025

個人形(男子・女子)
団体形(女子)

組手

個人組手(男子):-60kg級、-67kg級、-75kg級、-84kg級、+84kg級
個人組手(女子):-50kg級、-55kg級、-61kg級、+68kg級
団体組手(男子・女子)

会場

デフスポーツ団体サイト