第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025における大会運営・文化発信の拠点「デフリンピックスクエア」の設置・運営に向けた協力協定の締結について
お知らせ
リリース
令和7年4月24日(木)、公益財団法人東京都スポーツ文化事業団と独立行政法人国立青少年教育振興機構は、東京2025 デフリンピックの期間中、国立オリンピック記念青少年総合センターに設置する「デフリンピックスクエア」を協力して運営していくため、協定を締結しました。
左から(公財)東京都スポーツ文化事業団 塩見 清仁 理事長、(独)国立青少年教育振興機構 古川 和 理事長
協力内容について
(1)センター(共用部及び駐車場含む。)の利用に関すること
(2)デフリンピックスクエアの設置・運営及びPRに関すること
(3)火災や地震、落雷、事故等、緊急時への対応に関すること
協定締結に当たってのコメント
(公財)東京都スポーツ文化事業団 塩見 清仁(しおみ きよひと)理事長
当事業団は、東京2025デフリンピックの競技・大会運営を担う立場として、全日本ろうあ連盟及び東京都と連携しながら、大会の開催に向けて鋭意準備を進めております。
東京2025デフリンピックは、日本で初めての開催であり、また1924年にパリで第1回デフリンピックが開催されてから100周年となる、歴史に残る大会です。
この度、国立オリンピック記念青少年総合センターに設置するデフリンピックスクエアは、「大会本部機能」と「文化発信機能」を集約した拠点として、大会本部や輸送ハブなどの運営に加え、多くの皆さまが楽しみながら交流や東京の魅力を体験できる様々なプログラムを展開します。
こうした大会の拠点であるデフリンピックスクエアを、国立青少年教育振興機構の皆様に協力いただきながら設置・運営できることを、大変嬉しく思います。デフリンピックスクエアを通じて、大会を成功させ、誰もが個性を活かし、力を発揮できる共生社会の実現に繋げていきましょう。
(独)国立青少年教育振興機構 古川 和(ふるかわ かず)理事長
東京2025デフリンピックの開催につきまして、誠におめでとうございます。
私たちの施設である国立オリンピック記念青少年総合センターを会場に、デフリンピックスクエアが設置され、大会運営や文化発信の拠点としてのサポートができることはとても光栄です。
デフアスリートの方が最高のパフォーマンスを発揮できること、様々な交流が生まれ豊かな文化創造ができること、安全で安心な大会運営ができるように職員一同協力をして参ります。日本で初めてとなる記念すべき大会のご成功と、大会を契機に障害の有無にかかわらず、お互いの違いを認め、尊重しあえる共生社会が実現されることを心より祈念しています。
本協力協定の締結にあたり、職員一同、東京2025デフリンピックを応援しています。
デフリンピックスクエアとは
- 大会期間中、運営や輸送、選手同士の交流など様々な機能を集約した拠点として「デフリンピックスクエア」を国立オリンピック記念青少年総合センターに設置します。
- 大会運営本部、輸送のハブ、メディアセンター、練習会場等の機能をもつ大会運営拠点に加え、多くの皆さまが楽しみながら新技術を活用したユニバーサルコミュニケーションや交流、東京の芸術文化を体験できる機会など、選手や来場者向けの様々なプログラムを展開します。
詳細は、ホームページをご覧ください。(https://deaflympics2025-games.jp/main-info/deaflympicssquare/)
参考
デフリンピック:デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味で、「きこえない・きこえにくい人のための国際スポーツ大会」のことです。4年に1 度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれ、耳のきこえない人のために様々な工夫がされています。
今回の東京大会は100 周年大会です。(東京2025デフリンピック大会情報サイト:https://deaflympics2025-games.jp/)
大会名称 | 第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025 |
大会期間 | 2025年11月15日~11月26日(12日間) |
参加者数 | 各国選手団等約6,000人 |
参加国 | 70~80か国・地域 |
大会会場 | 駒沢オリンピック公園総合運動場、東京体育館ほか |
機構概要
- 独立行政法人国立青少年教育振興機構の歴史・概要・特徴:https://www.niye.go.jp/
近年、都市化、情報化、少子化等が進み、青少年を取り巻く環境は大きく急激に変化しています。また、グローバル化の進展は、世界と我が国との距離を縮め、多様な価値観を持つ人たちとの共生が求められています。
当機構は、我が国の青少年教育のナショナルセンターとして、青少年をめぐる様々な課題へ対応するため、青少年に対し教育的な観点から、より総合的・体系的な一貫性のある体験活動等の機会や場を提供するとともに、青少年教育指導者の養成及び資質向上、青少年教育に関する調査及び研究、関係機関・団体等との連携促進、青少年教育団体が行う活動に対する助成を行い、我が国の青少年教育の振興及び青少年の健全育成を図ることを目指しています。
なお、沿革詳細は右記をご参照ください。(https://www.niye.go.jp/about/history.html)
問合せ先
東京都スポーツ文化事業団デフリンピック準備運営本部 大会統括部 渉外グループ
住所:東京都江東区青海2-4-24 青海フロンティアビル14階
電話:03-6380-7893
メールアドレス:exr(at)deaf2025.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。